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【Thunderbird】大きいファイルを添付するのに便利なFilelink – Dropbox編

小倉 淳
記事内に商品プロモーションを含みます

こんにちは、個人事業OguLinks代表の小倉(@jun_ogulinks)です。

メールソフトは何を使っていますか?

中でも無料のThunderbirdを使っている人は多いかと思います。

私も使っていますが、使いこなしているかと言われると「実はそんなに・・・」という感じです。

そんな中、最近使い始めて便利だなと思ったFilelink機能について設定の仕方をまとめてみました。

職場などでは添付ファイルのサイズ制限がかけられていることがほとんどかと思います。

Filelink機能を使えばファイルサイズを気にせずに相手にファイルを送ることができので便利ですよ!

ThunderbirdのFilelink機能を使いこなして快適なメールのやり取りを実現しましょう。

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アドオンの追加

Filelink機能を使うためにはまず自分の利用したいストレージサービスに対応したアドオンを追加する必要があります。

設定画面から左側の編集を開き、一番したにある添付ファイル項目を表示してください。

すると「他のプロバイダーを検索…」というリンクがありますので、これをクリックします。

Filelink機能が利用できるアドオンのリストが表示されます。

今回はDropboxを利用したいと思います。

Dropboxを利用するためには「FileLink Provider for Dropbox」を追加します。

例えばBoxを使いたいという方であれば「FileLink Provider for Box」を追加するようにして下さい。

職場によって利用許可されているサービスは異なると思いますので、ご自身の職場に合わせて選択するようにしてくださいね。

追加ボタンをクリックすると下図のように許可設定を求められますので「追加」します。

OKをクリックします。

これでアドオンの追加は完了です。

しかし、アドオンを追加しただけでは使うことはできません。

次に設定方法を解説していきます。

Filelinkストレージサービスの追加と認証

アドオンを無事に追加できると下図ののように「Dropboxを追加」ボタンが現れます。

これをクリックしてください。

この先の操作はDropboxのアカウントを持っていることが前提となります。持っていない場合は認証作業ができませんのであらかじめ作成しておいてください。

Dropbox以外のストレージサービスを利用する場合は使用したいサービスのアカウントを事前に用意しておきましょう。

すると英語でなにやら指示が出ますので言われるがまま「Click this link」をクリックします。

webブラウザが起動するので、使用するDropboxのアカウントにログインします。

アクセスリクエストを許可します。

コードが表示されますのでコピーします。

Thunderbirdに戻り先程コピーしたコードを下図のテキストボックスにペーストし、その下にある「save」をクリックします。

正しく設定がされていれば上図のDropboxの右側にある三角の注意マークは来ます。

これでFilelink機能の設定と認証が完了です。

添付できるファイルサイズを変更したい場合は「次のサイズより大きなファイルの添付時にリンク共有する」の部分でサイズを決めてください。

職場の設定に合わせておくのが無難でしょう。

Filelink機能の使い方

では実際に使ってみましょう。

いつもと同じようにメールを作成します。

今回はテスト用に10MB以上ある動画を添付してみました。

するとFilelink機能が自動で動作し、共有用のリンクを作成するかどうか聞かれます。

ここでFilelink機能を使うためには「リンク共有」をクリックします。

リンク共有をクリックすると自動で登録しておいたストレージサービスのリンクが本文に挿入されます。

ファイルサイズに応じてここは少々時間がかかります(アップロードするため)。

なお、注意書きにもある通り作成されたリンクはリンクを知っている人であれば誰でもアクセスできる設定になっていますので注意してください。

では、作成されたリンクをクリックしてみましょう。

このように無事にファイルを見ることができます。

メール受信者には必要に応じてダウンロードしてもうらうようにしましょう。

使い方も難しくないですね。

これで使い方は以上です。

Dropbox上のファイル保存場所

さて、Thunderbirdからファイルをアップロードしてリンクが作成されたのは良いですが、一体どこに保存されたのでしょうか?

 
 

アップロードされたファイルはちゃんと管理したいし、不必要に残しておきたくないなぁ・・・

Dropboxの場合しか確認していませんが、私の環境ではアプリフォルダの直下にThunderbird CloudFileというフォルダが作成され、そこに保存されていました。

アクセスできるユーザーは「あなたのみ」となっていますが、実際には中に保存されたファイルはリンクを知っている人なら誰でもアクセスできる状態になっています。

もしもアクセス制限をかけたい場合はDropbox上で操作すれば可能と思われます。

セキュリティを高める必要があれば設定をしておきましょう。

また、一定期間のみアクセス許可するのであれば期間が過ぎたら削除するようにしましょう。

いずれにしてもアップロードされたファイルはDropbox上で管理するということを忘れないようにしてくださいね。

まとめ

ThunderbirdのFilelink機能の紹介をしていきました。

Filelink機能を使うことで大きいサイズの添付ファイルも簡単に送ることができるようになります。

職場で添付ファイルのサイズ制限が厳しい場合やそもそもサイズの大きいものをメールでよくやり取りするということであればFilelink機能を使わない手はありません。

設定もかんたんですのでDropboxやBoxなどのアカウントを持っているのであれば、いざというときのためにもあらかじめ設定しておくと便利ですよ。

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ABOUT ME
小倉 淳
小倉 淳
テクニカルフェロー / 個人事業主
国立研究機関(医療系)の非常勤研究職員であり、大学の保健医療学部で非常勤講師として毎年60コマ以上の講義・演習を担当。  

自身のプログラミング技術を活かすため、個人事業OguLinksを立ち上げ、教育・研究機関の研究者を対象にPythonプログラムの開発等を請け負っています。  

臨床検査技師と精神保健福祉士の有資格者。  

経歴等(→ResearchMap)
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